つぶやき

 一人でただぼんやりしていると、ろくなことを考えない。


 あれだけあった未読本も全て読みきってしまった。
 9000円分。
 連休はこれからだというのに、これから先どうするんだ。
 また本屋行くのも、財布的に怖い気がする。



 解かれた手はこちらからはつなげないし、
 つながれた時につなぎ返すことしか出来ない。



 それは多分簡単なことなんだけれど。
 つなぎ返すのは。



 今日も一食で済ます。
 起きるのが昼過ぎで、だるさが抜けてくるのが夕方だから、どうしてもそうなる。
 太るんだろうけれど、この食生活続けていたら。
 なにしろその一食の量が半端じゃないし。



 読みたいマンガがあるけれど、なかなか手が出ない。
 少女マンガって、どうしてこう、男にとって高い垣根が存在するんだろう。
 人格すら否定されかねないところがある。いやマジで。



 ばっさりと髪を切ったつもりだったけれど、意外に前髪が長かった。
 でも乾くのが劇的に速くなって快適快適。



 全身で自己否定していた時期はもう終わった気がする。
 自分が好きだとは口が裂けても言わない。
 好きになれる自分なら、初めから自己否定なんかしやしないから。
 でも、他人から認めてもらう必要も無くなった。
 認めてくれた他人が結局は失われる存在だとわかった以上、期待するだけ無駄だということもわかったから。
 否定しなきゃいけないほどの自我を持たなきゃいい話。
 簡単なこと。
 と、昔も思い知ったはずだったんだが。



 それでも、自分が大事にできる相手が欲しいと願うのは、人間というものに対して未練がありすぎるだろうか。
 大事にしてくれとは言わない。鬱陶しい。
 大事にすることを許して欲しいだけ。
 まあ、無理なんだけど。