2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ガンダムF91

また強烈なところを選んでしまった気がする。 前日に続いてのガンダムネタ、しかもよりによってF91。 はっきりいって、富野ガンダムの中でも一、二を争う不人気ぶりだろう。テレビシリーズではないから、キャラや世界観に入り込んだコアなファンというのもご…

ガンダム

好きとはいっても、触れてはいけない領域というものがあるのかもしれない。 私が触れるまでもなく、あまりにもガンダムに関した情報は満ち溢れている。 いまや、下手に触れてもしかたがないという空気すら流れているし、大枠としてのガンダムで物を語っても…

鉄血宰相その4

ビスマルクがプロイセン首相として、あるいはドイツ帝国宰相として、その辣腕を振るうことが出来たのは、主君に恵まれたからだといえる。 プロイセン国王ヴィルヘルム一世という男にも、なかなか興味を惹かれるものがある。 まだ王位に就く以前から、軍人と…

鉄血宰相その3

あまり内容が固くなると、数少ない固定読者の方々から「読みにくいよ」「面白くねーよ」というお叱りを受けるはめになるのだが、一度書き始めてしまった物を今さら撤回もできないので、もう少し書く。 一応、今回と次回で終わらせるつもりではいるのだが。 …

鉄血宰相その2

ビスマルクを語る上で、そのライバルとして常に語られるのが、フランス皇帝ナポレオン三世だ。 彼は、中世から受け継がれた、過密で不潔なパリを近代的な大都市パリに改造したり、産業革命を導入して国力を引き上げた偉大な内政家であり、スエズ運河の建設や…

鉄血宰相その1

オットー・フォン・ビスマルク、という政治家のあだなが、タイトルの「鉄血宰相」。 お気に入りの物を書いていくという宣言のもと、さて、歴史上の人物なら誰を書こうかな、と考えた。 浮かんできた人々のうち、ローマ皇帝ティベリウスは既に書いた*1し、頼…

サングラス

私は目が良い方で、今までメガネの世話になったことは一度もない。これからもしばらくはないだろう。 もっとも、そういう人間は老眼になるのが早かったりするから、あと10年もしたらメガネが手放せなくなっているかもしれない。そういえば母も目は良い方だが…

塩野七生

なんだかんだいって、私の西洋史への目は、結局は塩野七生によって養われたようなものだ。 以前から何度も彼女については触れているから、改めて書くのも今さらという気がしないでもないのだが、まあこの際だから書いてしまおう。 ローマ人の物語 (1) ローマ…

広島の犠牲者に捧げる哀歌

過去、チャイコフスキーやピアソラについて書いた。章立ててはいないが、米米クラブにも触れた覚えがある。 いずれにしろ、あまり同好の士というものに出会ったことがない。 特にクラシックの分野ではそうで、なぜそんなもったいないことができるのか私には…

彼氏彼女の事情

彼氏彼女の事情 (1) (花とゆめCOMICS)作者: 津田雅美出版社/メーカー: 白泉社発売日: 1996/06メディア: コミック クリック: 117回この商品を含むブログ (111件) を見る 宣言して初めてのネタだから、とりあえず意表を突いてみたかった。反省はしていない。 …

時事ネタ回避

もともと、あまり時事ネタは得意ではない。 瞬発力がないからでもあるし、他にいくらでもそれを書く人がいるだろうに、わざわざ私が書くまでもないだろうという気もするからだ。 それでも、気になったニュースについては時々取り上げてきた。 最近は更新自体…

ハリケーンに浮かび上がるもの

日本でも台風災害が猛威を振るっている。 被災された方々に心から御見舞いを申し上げるとともに、常に災害と隣り合わせで生きて行かざるを得ない日本人としての心構えを、再度自らに問い直して行きたいと思う。 海の向こう、アメリカでも自然災害で多大な被…