読書

メモリー

すっかり読書づいてしまった。 このところ更新停滞気味なのはそのせい。 何冊かまとめ読みしているのだが、その内のひとつを手短にご紹介。メモリー 上 (創元SF文庫)作者: ロイス・マクマスター・ビジョルド,小木曽絢子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2…

図書館戦争

久しぶりにまともに一冊本を読みきった気がする。 GW中に「十二国記」を今さら読みしたり、おなじく「模倣犯」を今さら読みしたりしたが、その後はサボり気味だった。 今日も別に本を読む気はなく、遅い昼食を採ろうとして街に出たはいいが暑熱にいたたまれ…

オリガ・モリソヴナの反語法

しばらく更新を停止している間、なにもしていなかったわけではない。 プライベートのことを書いてもしかたがないからそれは省くが、このブログのための勉強もしていた。一応。 主に、次に書くべき人物の絞込みと、その勉強。二人にまで絞り込んだはいいが、…

銀河英雄伝説

田中芳樹、という小説家の本を、以前は好きで結構読んでいた。今は読んでいないのかというと、読んでいない。 理由は簡単で、彼の筆が異常に遅くて、読むものがないからだ。また、彼の創作力もこのところはっきりと衰えている。あまり新作が出ても読む気がし…

本をいくつか

好きな小説について書こうと思っていたのだが、何冊か思い浮かべては断念する羽目になった。 理由は簡単で、内容が書けないからだ。 たとえば、「エンダーのゲーム」というSFの傑作小説がある。これが傑作と呼ばれる所以は、なんといっても最後のどんでん返…

水野蓉子

私は作品名よりも、その作品の登場人物を重点的に取り上げるということをしたことがない。そこまで入れ込めるキャラクターが無かったということなのか、行為自体が気に入らなかったのかは微妙なところだが、とにかくした記憶が無い。 いや、ひとつだけあった…

塩野七生

なんだかんだいって、私の西洋史への目は、結局は塩野七生によって養われたようなものだ。 以前から何度も彼女については触れているから、改めて書くのも今さらという気がしないでもないのだが、まあこの際だから書いてしまおう。 ローマ人の物語 (1) ローマ…