喫煙


日曜出勤もあったので、休みは久しぶり。といっても、やることもなくこんな物を書いている。

最近、飲食店が時間帯で喫煙制限していたり、大手チェーン店では店内終日禁煙を実施しているところもあります。こうした動きを皆さんはどう思っているのでしょうか。できれば、喫煙者と禁煙者の両方のご意見をお聴きできればとおもっております。


15年来の喫煙者ですが、他人に迷惑かけてまで吸うものじゃないと思ってますから、賛成です。
とはいえ、吸えないのは確かにつらいんですが、吸うべきではない場面を切り抜けて、正しい場所とタイミングで吸えるからこそ美味いんだ、なんて考えています。
出来れば、場所や時間の制限などではなく、完全禁煙にしてもらったほうが諦めがつく気もしますね。
それから、タバコを吸わない方に煙がかかるような配置なら、喫煙と禁煙を分ける意味もないと思います。ばっさりと喫煙者の権利の方を切り捨てて構わないんじゃないか、と。
健康被害が出るものに対し、権利を主張するのはナンボなんでも無理があるでしょう、喫煙者の同志たち。


今回は、1年も前に回答したもの。
喫煙者への風当たりはあれからさらに厳しくなり、つい先ごろには値上げも断行された。愛煙家にとってますます生きにくい世の中になっている。
一方で、それでもタバコを吸い続ける人々の中に、相変わらずマナーもへったくれもないバカの姿が目立つ。
タバコは凶器である。
まず、いうまでもなく、その火。あの火に殺傷能力がある事くらい、自分で火口の先に触れてみれば1秒未満で納得できることだ。その火を持ちながら平気で人ごみを歩く神経の太さときたら、朝青龍も真っ青である。
さらに、健康被害があることは誰もが知っている煙の害。においでさえ人に嫌悪感を抱かせるものなのに、煙をかけるなど、傷害罪で訴えられてもおかしくないのではないかとすら思える。
そういうものなのだ、と理解した上で、他人の迷惑にならないところで、自分の楽しみのために吸う。そういう大人の嗜好品としての位置を占めるべきものに、タバコは変わりつつある。
格好付けで吸いはじめ、依存に陥って手放せなくなり、人の迷惑顧みずに所構わず吸っては捨てるバカどもには、もはやタバコを吸う資格を認める気にならない。愛煙家の名を汚す裏切り者だ。



自分がタバコが好きで、やめる気などさらさら無い人間だからこそ、そういう無神経な吸い方をする人間に腹が立ってしかたがない。
私だって、マナーに反した吸い方をした経験が無いわけではなく、散々人に迷惑もかけてきたし、気付いていないだけで、今だって誰かに迷惑をかけているのかもしれない。間違いを犯したことなど無い! などと宣言する大バカを演じるつもりはない。
それにしても、マナー皆無の喫煙者を見ると、とたんに腹が立ってくる。



喫煙者を一方的に責めるヒステリックな非喫煙者の言動も目に付くが、なぜああも上から物をいいたがるのだろうか、ああいう人種は。
論理的に、それこそぐうの音も出ないほどに喫煙の害を説く人もいるが、それは私は構わないと思う。お説ごもっともとうなずく以外に何ができるだろう。
ただ、どのような根拠から来るのか知らないが、喫煙者を人間として完全に格下と見て、ものすごい勢いで罵倒する人がいる。
そういう人たちは、自己をコントロールする力が無いからそうなるのだという理由で、肥満体格の人間に対しても同様の態度を取ることも多い。もちろん自分と同意見でない人間など社会悪に染まったか堕落に身を落とした落伍者で、人格否定すら簡単にやってのける。
悪しきピューリタニズムとでもいおうか、他者に対する寛容だとか、相手の弱さに対する理解だとかいうものが頭から欠け落ちているらしい。



マナー皆無の喫煙者と、ピューリタニズムの使徒
対極にいるようで、同じような精神構造がそこに見えてくる。
非寛容と無理解。
自分が吸うタバコがどれだけ外に迷惑をかけているかを理解しようとせず、唯我独尊の世界に生きる人。
タバコを吸う人間を人間以下の存在として全否定することに何の疑問も持たず、その非寛容こそが正義だと信じて疑わない人。
どちらの側の人間とも、あまり親しくはなりたくないものだ。